新・私の独り言


おー。今日は2月26日か。

二月に入って、急に部屋の整理を思い立った。

ここに至った大きな原因は「ガリ」にある。好奇心の強い「ガリ」は、なんとかこのパソコンを

置いている部屋への侵入を試みていたが、たいてい私の防御で事なきを得ていた。

なんで事なきなのか。猫にとっては遊ぶことか食べることしか興味がないらしい。

私にとっては大切な紙切れも、猫にとっては全く興味がない。いや、それどころか爪で引き裂い

たり、噛んでぼろぼろにされる危険性がある。その為に「プー」は許しても「ガリ」の侵入は頑なに

拒んできた。ところが、ある日ふと隙をつかれ、「ガリ」は私の部屋に侵入した。

私の部屋には私にとって大切な宝物が約三種類ある。いずれも他人には始末に負えないもの

と言えばそうなのだが。まず、小学校五年生頃から集め始めた切手がある。これこそ状態で

その価値に雲泥の差がある。美品と言われる状態の、ヤケ無し、ノリ付き、目打ちの整った完全

品であれば「紙の宝石」と比喩されるようなものだが、その逆であれば、ただの紙くずにすぎ

ない。本当にコレクターになった事を何度後悔したことやら。もちろん今では第一線からしり

ぞいている。切手ブームもあの「グリコショック」世代の私たちがピークで、今はほとんど見向き

もされていない趣味の一つだろう。語り尽きないので切手の話題はまた別の機会にする。

その他に歴史関係の資料がこれまた未整理のままで、部屋のあちこちに点在する。

これがまた私にとって実に悔しい状態である。世界史、日本史、郷土史に分類できるの

だろうが、相手はほとんど紙である。分類の為に100円ショップで大量のクリアファイル

を買ってきた。(100円ショップの製品は、確かに安くて有り難いものがあるが、ほとんど

ゴミである。この数年間私はそれを実感してきた。)ところが、このクリアファイルと言う

ものは実に良く滑る。本来なら立てて整理すべきなのだろうが、つい重ねてしまう。

その結果、少し斜めになっただけで滑り出してしまう。CDのプラケースとクリアファイル

ほど肌に合わないものはない。大嫌いである。外観では中身が判らないので表にフェルト

ペンでタイトルを書くのであるが、文字の下手な私はこれも嫌な作業になる。プリントすれば

見栄えは良いが、わざわざその為にプリンターの電源を入れるもの面倒である。

三番目に比重を占めているのが、パソコン関係のものetcである。書籍、周辺器機の

ケース、取説、考えただけでも狂乱しそうになる。おまけに私は目が悪い。以前も何度か

書いたが、それが最近さらに具合が良くない。車の運転以外では目が疲れるために

ほとんどメガネをかけていない。居間でテレビを見る時、座っている場所からテレビの

画面まで約2メートル50センチほど離れている。一年前にはおぼろげながらも映画の

字幕はなんとか見えていた。ところが最近、ほとんど見えなくなった、白い何かがぼんやり

とあることしか判らない。画面の人物も顔が判らない。色は判る、しかし輪郭が不鮮明な

ため、性別さえも声を聞いていないと判らない。そんな私が、部屋の片付けに取り組む

ようになったガリのことについて話を戻そう。                          

ガリは入ってくると、部屋の隅から隅まで鼻で臭いをかぎながら歩き回った。猫を入れない

理由の一つにパソコンつないでいるケーブルなどを外したりする事を恐れている。

たまにリモコンを猫が踏んで、テレビのチャンネルが突然変わった経験があると思う。

プーの場合は私がいやがる事が判っているので、入っても足下でおとなしく寝ているだけ

である。しかしそれも初めはあちこち探検していた。キーボードを置いている机の上に

飛び乗ってくることもあった。DVDの焼き付けをしている時などは、私も声を荒げて

プーを邪険に部屋から放り出すこともあった。そう言う事があるためにプーはパソコンの

ある部屋ではおとなしくしている。この部屋の引き戸をあける事が出来るのは、今の処

プーとゴン太だけである。ガリがまとわりついてうるさい時には、プーはここを避難所

としても利用している。そう、ガリの話。部屋に入ったガリの姿が見えなくなったと思った

ら、タンスの上の方からおりられなくなったガリの鳴き声がした。タンスの上にも様々な

段ボールの箱がある。ソフトのケースだったり、プリンターの箱だったりで、軽量なもの

がほとんどであるが、そこからガリはやがて、部屋の中でも一番タンスに近いと思われる

テレビの上めがけて飛び降りた。勘弁してよ。そこは見かけはそうでも、テレビの上に

は整理ケースがいくつか置いている。ドシャン、がたん、ガラガラ、ガリは一目散に飛び逃

げ、テレビの周囲はがらくたの散乱した、足の踏み場も無い状態となった。これはこの

パソコンの置いてある部屋だけではない。こことは別に12畳ほどの洋間を寝室にし

ているのだが、ここも足の踏み場も無いほどの散らかりようである。そこで思い切って

部屋の片付けに踏み切った。2月初めである。もう三月も近いというのに予定の5%ほど

しか進行していない。こういう時に限ってホームセンターで、整理箱の安売りがない。

しかし、苦心惨憺、ボール箱でできた衣装ケースの上に、重いものを置くことができる

為に、木製の一回り大きな枠を作った。結果として、出来合の何かを買った方が時間と

費用の有効な使い方であると、よく判った。部屋の片付けの途中に、いつもながら問題

が発生した。本棚を移動しようとして、中の本を抜いていたら、当然上下巻並んで本棚

に収まる予定の本の片方が行方不明になってきた。まあ、私には良くある事。

部屋の片付けに明け暮れる毎日である。四月に入るまでにはきちんとしたいが。

2011年1月

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