心機一転

新・私の独り言

三本杭(さんぼんぐい)に登った



八面山頂から三本杭を望む
この日八面山頂に着いたのは午前8時半。まあ時間的には十分だが、天候はご覧の通り快適とは言えない。おまけに風が強く、体感温度は1〜2度くらいで指先がかじかんでいた。



まるで夜明け前のようだ


熊のコルから急坂を上り詰め、たるみに出るとこんな光景にであった。
そう言えばここに来るのは久しぶりだった。
昔はびっしりとミヤコザサが生えていたが、シカの食害で減少し、土壌が流され環境が変化した。それを再生するためのものらしい。


地肌がむき出しになっている。


篠山も同じようになって、人間がゲージの中にはいる。入ってから自分で閉める。


三本杭の山頂も悲惨な状態だった。


寒風に乗って霧がわき起こる。とても寒かった。


山頂から下り始めると空が明るくなった。


熊のコルから東南に下り、黒尊小屋で早めの昼食をとることにした。


量だけを追求したこの麺は不味かった。

かなり以前になるが、ある夏の日に三本杭の頂上に立ったとき、無性にアイスクリームが食べたくなった。そこで愚かな私は万年荘の売店までアイスクリームを買いに下りた。アイスクリームを食べたのは良いのだが、車を置いている鹿のコルまで、とぼとぼと日が暮れかかった山道を戻った。馬鹿な私であった。
体力は極端におちても、馬鹿さ加減は変わらない。
二月に権現山から下りるときに、雪で左足を滑らせ、そのために右足首を痛めたが、単なる捻挫だと思って、そのままにしていた。だが痛みは一向に治らない。
財布の問題があったが、四月の終わりに思い切って整形外科に行った。
なんとかかとを剥離骨折していた。オー・マイ・ガッである。不思議なのは痛いのは右足首の外側が痛いのだが、骨折していたのは左側だった。X線で7〜8ミリの大きさの骨が宙ぶらりんになっていた。医者もおそらくたまげたことだろう。今更治療は無理らしい。ジジババが群がっている治療室を横目に支払いを済ませ、気休めにもらった湿布薬を片手に帰宅した。
プロのスポーツ選手だったら事故った時点で病院に行ったことだろう。嗚呼本当に私は馬鹿だ。きさいや広場の足湯に通うことにする。

昼食を済ませるとぶらぶらしながら、八面の手前で北側をトラバースする道に入った。ここを知ったのは結構最近である。なだらかな道なので八面山頂までの急坂を回避できる。


昔はこのような道が多かった。


ここまで戻ると大久保山の近くに出る。


余裕でお湯を沸かしコーヒーを飲んだ。青空も出てきた。


本日の収穫。これは何だ??もしかして「ヤマネ」の巣?(場所は秘密)

高校生の頃八面の近くでこれにそっくりのものを発見した。それほど高い場所ではなかった。空になった鳥の巣だろうと思って、友人と木によじ登ったところ、出てきたのはヤマネだった。あれは11月で気温は低い頃だった。ヤマネはドサッと木から落ち草むらの中をもたもた逃げていた。捕まえる気はなかったが、ヤマネのその後が気になっていた。
その時見たものにそっくりである。早速野生動物研究所に連絡すると、博士と助手から数年前に三本杭の近くでヤマネを発見した記録があることを教えてもらった。
鬼ヶ城山系では絶滅したと思われていたヤマネがまだ生息していた、ということは朗報である。(ただしこれがヤマネの巣であることは証明されていない)
ヤマネは夜行性の動物なので夜間、暗視カメラなどでの確認が必要であろう。遊び人の私にはそれを遂行するだけの財力はない。何か良い方法はないものか。




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