心機一転

新・私の独り言


サイトを更新した時は、貴重な体験をしたと

ルンルン気分であったが、何か気になり

撮った写真をよく見たら、驚愕の事実が!

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アナグマに再会した

6月7日また懲りもしないで成川に行った。場所は異なるが昨年の初夏にアナグマに出会ったが、またしてもばったりアナグマに出会った。本当に感激をした。

むこうはそうは思わないだろうが、私は懐かしさに打ち震えた。この日は鳥の姿はまったく見えず、目に付くのは蝶々ばかりであった。林道の途中でカーブを曲がった途端に何か動くものがあった。

レンズはニッコールの80−300mmのズームで、これは80mmで撮ったもの。約10m先にアナグマらしいものがいた。

こちらの方に歩いてくる。私は息を潜めてじっと動かないでいた。動かなくとも道のど真ん中に突っ立っているから、見つかったかなと思った。しかしアナグマは私に気が付かないようだった。眼が悪いとは聞いてはいたが、私は自分の気配を消すことに成功した。

午後2時18分から私とアナグマとの友情の物語は始まった。

手前に見える黒いものは雨水が道を流れないようにする為のゴムの帯である。

この頃からズームをアップし始めたが、視界から消えるといけないので、200mmくらいでアップした。

餌を探すことに懸命で、私には気が付かない。

犬の威嚇するうなり声に似た「フガフガ」とうなりながらしきりに土の軟らかいところを鼻で掘っていた。

私はアナグマらしい顔を見せてくれることを期待したが、お構いなしに地面に鼻を突っ込んでいる。

いつまでも同じポーズに少し飽きてきた。

ズームを80mmに戻してみる。私とアナグマとの距離は7〜8m程だろうか。

ちらっとこちらを見たような気がした。

しかし餌探しに夢中であった。

しかし、鼻で地面を掘るのも大変だろう。

私もアナグマの声をまねて音を出してみたが、聞こえていなかったようだ。

次第に私の方に近寄ってきた。私としては驚かせたくはなかった。

ホワイトバランスを自動にしている為に所々色合いが違ってしまう。

こちらが自然に近い。

この時完全に目が合ったと思った。

が、相変わらず気が付かない。

かなり近寄った。

しかしまだ気が付かない。この分では私は忍者検定の一次試験に合格か?

いくら何でも、もう気が付くだろう。カメラの角度から、立っている私とアナグマとの距離が推定できるだろう。3〜4mの距離まで接近してきた。

ばれた!突然鼻を持ち上げて臭いをかぐ仕草をし始めた。

うちの犬も似た動作をすることがある。しかし不思議な事があった。

完全に私と視線があった。

にも関わらず、6時の方を向いたアナグマは、鼻先を戻した。

そうして9時の方向に鼻先を向けた。

そうして先ほどと同じように臭いをかいだ。

また6時の方向に向き、私と再度視線を合わせた。敵意は無いようだった。もう一方的な厚い友情は感じられなかった。

私とアナグマの一方的な友情は崩れ去った。6時から3時、12時方向に向きを変えた。

何故時計回りの姿勢を取らずに同じ動作を繰り返したのか、動物生態学の権威「柿原」さんに聞いてみよう。(判らないとの事だった)

遠回りに身を回すとアナグマは最初は超スローでヨタヨタと、しばらくすると犬ほどの速度で来た方向に逃げていった。

午後2時25分アナグマは去っていった。また何時か出会いたい。

この日は鳥の姿をカメラに収めることは出来なかったが、本当にすばらしい体験をする事が出来た。

NHKの「ダーウィンが来た」の番組には足下にも及ばないが、私にとっては貴重な7分間であった。(思い通りの写真を撮らせてくれないので少々飽きてはいたが)(平成25年6月7日)


アナグマは右の前脚がワナにかかっていた

何か右の前脚が不自然である。眼の悪い私はカメラで撮っていた時は、アナグマの表情ばかり気にして、細かい事には気が付かなかったがパソコンに取り込んで大きくすると。

なんとワナの金具がくい込んでいた。おまけに紐まで付いている。

こちらは左の前脚で、アナグマ特有の鋭い爪がある。

二度も私に対して右の前脚を見せつけたのは、作為的なものだとは思わないが、この事実を知った時、大きなショックを受けた。

私にはどうすることも出来ない。傷口は癒えているのか、ワナにかかってからかなり時間が経過しているよういである。獣医師に聞いたらイノシシのワナらしい。

何かを訴えるような眼差しが余計辛かった。動物愛護法で守られているのはペットだけなのだろうか。自然のものに対する人間の関与は難しいらしい。

弱肉強食の自然界では生存競争が激しいのは当然のことだろう。今では人間社会もそれと似たような状況になってきた。

これは近くに居た野犬であるが、ワナにかかって片足を失ってしまった。

初めは足がぶらぶらとくっついていたが、しばらくすると無くなっていた。

この犬は母親、兄弟もいなくなり、今では孤独になってしまった。

怖ろしい思いをしたせいか、警戒心が強い。

こんな動物に憐憫の情をかけるのは、自己欺瞞に過ぎないのだろう。

もっと非情になれと言うことなのだろう。生きていくことは大変なことだ。

(平成25年6月8日)

その後いろいろな専門家の方にご意見を伺ったが、結論としてアナグマは立派に生きているからこのまま、そっとしておいたほうが良いとの事だった。「柿原博士」のご意見も同様であった。考えてみればそれが一番自然なことだ。 

無理に自分を納得させた。(6月10日)


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