心機一転

新・私の独り言


またアナグマに出会った

7月6日午後、蒸し暑いなか久し振りに成川を歩いたら、またアナグマに出会った。歩き始める時間が一分早くても遅くても出会うことはなかっただろう。

少し以前になるが、もしかすると、いや、間違いなく「糖尿病」との診断をされた。以来落ち込んでしまった。食べたいものを我慢してまで長生きをしたいのか、それとも不摂生をしてこの世にいとまを告げるのか、つまらないことで考えてしまった。この日も昼食後眠いので昼寝をしていたら、10分もしないうちに携帯の音が鳴った。寝そびれたために成川を歩くことにした。この判断が遅くても早くてもアナグマに会うことはなかっただろう。

 将棋の戦法に「アナグマ」と言うのがあるらしいが、今回は関係ない。

 

 成川を歩く時にはレンズは80−300mmのズームを付けているために、ここまで寄ってくると撮りにくい。

 前回はアナグマが私に気が付いて逃げるまでに7分間という時間があったが、今回は初めの一匹に気が付き、二匹目が逃げるまで僅か3分しかなかった。おまけに最初に気が付いたのはほとんど同時だった。私がカメラを構える猶予もなくいきなり私の方向に向かってきた。

 私の足下をすり抜けるようにして下に向かい、崖をよじ登って消えた。

 今回はそのおまけが続いた。約100mばかり後方に少し小さめのアナグマがいた。

私には気が付いていない様子だった。

私は腰をかがめて、カメラの位置を低く構えた。

 あっちをウロウロ、こっちをウロウロしながら地面の餌を探していた。

前からみるとズングリムックリのアナグマも、横から見ると結構スリムだ。私にもこのようになれると言うことなのだろうか。

おそらくこの頃ようやく私に気が付いたのではないだろうか。

右の前脚はきちんと指がそろっていたから、先月撮ったワナが食い込んだアナグマとは違うことが判った。

私のすぐ前を会釈をして通り過ぎた。こんなに近くでは望遠レンズは不向きである。

会釈をしていると思ったが、もともとそんな姿勢をしているだけであった。

かくして母親(?)が去ったところと同じ方向に逃げていった。

 これを撮ったあと、しばらく休んで林道をさらに上った。ふと振り返ると私が腰を下ろしていた大木の前を、アナグマが歩いていた。カメラを構える暇はなかった。

 アナグマに出会ったのはこれで三回目になる。野鳥に比べると遭遇率はかなり高いと思う。これも相性の問題になってくるのだろうか。私には野鳥は無理だからあきらめろと言うサインなのかもしれない。(7月6日)


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