心機一転

新・私の独り言


猫の里親が見つかった

 このところ雨の多い天候である。梅雨だから当然なのだが、例年こんなに雨が多かったのかと思うほど雨雨雨。それでも涼しい時があるのはまだ救いである。先日など30度の日もあったが、平均すると22度と半袖では肌寒い日のほうが多い。これで梅雨があけようものなら、宇和島では一年でも最も暑いと言われる和霊大祭の時期になる。寒いと夏の暑さが恋しいし、暑いと冬の寒さを懐かしがる。本当に勝手なものだ。

先日病院の定期検査に行ったが、異常なしとのこと。馬鹿な私は検査日が近づくとそれまでいい加減だった食事に気を遣うようになる。菓子パンなどを平気で食べていたくせに突然精進料理に変わってしまう。糖尿病の薬を飲み始めたおかげもあるのだろうが、血糖値もHba1Cも基準値に収まっていた。ただ、少し前から、これだけは飲みたくなかった高血圧の薬をついに飲むことになった。生活習慣病の糖尿、高血圧ゾーンに突入してしまった。あとは脳と心臓関連が残されているが、これだけはご免被りたい。薬が切れたので病院にもらいに行った。朝は130−70だった血圧は病院で計ると154−76になっていた。理由はわかった。先生にそれを話すと血圧管理手帳に「サッカー観戦」と書かれた。昔はこんなことはなかったと思うが悲しい現実である。

まだ目が見えなかった子猫も先日ようやく目が開いてきた。しかし、五匹いた子猫のうち二匹は目も見えないまま死んでしまった。来たときから体重が50gほどしかなかった猫は80gまでは増えたがそれから一向に増加しなかった。どうすることもできないまま手元から去っていった。(あとでクロダ先生から連れてくれば良かったのにといわれた。もしかすると、私の中で少しでも間引きしたいという残酷な気持ちがあったのかもしれない)

その間さらに猫が一匹増えてしまった。あとから来た猫は少し大きく、自分で餌を食べることができたので手間は省けた。クロダ先生のところに里親募集の写真を持って行くと、すぐに引き取り手が現れ、なんとかもらっていただいた。当然雑種なのだろうがペルシャ猫のように毛足の長い猫で、ようやく私に慣れてきた時期だったので寂しかったが、新しい飼い主のところで元気に生きてくれることを願っている。


俗に「ぶさかわいい」と言うのだろうか。この頃が一番可愛い。


家政婦は日中は数時間おきに哺乳瓶で子猫にミルクを飲ませ、朝昼晩母親に食事を与えている。本当に相済まぬことだと頭の下がる思いである。少しでも気が紛れるならと思い、私の食事代を削って猫のミルク代にあてている。子猫が成長するにつれミルクの消費量も増加してきた。里子に出した猫は風太と名付けていた。小さな猫は「ぶちょー」「みなみ」「ほたる」と名付けたが私にはまだそれぞれの区別が付かない。

先日友人から借りた佐野眞一著「宮本常〜渋沢敬三『旅する巨人』」をようやく読み終えた。巻頭にある木村伊兵衛が撮影した渋沢敬三の写真は実に良い写真だ。表紙に使われている宮本常一の写真も良い表情である。佐野眞一についてはいろいろと言われているが、ノンフィクション作家としてよくこれだけの記録を調べたものだと感心した。それにしても私の本を読む速度はかなりおちてしまった。読みたい本は結構あるが読破力がおちているためになかなか進まない。単細胞の私はすぐに感化されてしまう。今の私は尊敬する人物を書けと言われたら即座に宮本常一と渋沢敬三と書こうと決めているが多分すぐに忘れることだろう。佐野眞一も週刊朝日の記事問題でケチが付いてしまったようだ。もっともそれ以前に剽窃・盗用問題で騒がれたこともあったようだが私には何とも言えない。

私は最近は独り言ばかりの毎日になってしまった。歳のせいだろう。


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