心機一転

新・私の独り言


文化の日

 昭和52年の11月3日は今年の文化の日のように秋晴れの気持ちの良い天候であった。私は紅葉を求めて黒尊スーパー林道にバイクで出かけていた。夕方帰宅すると予定日間近だった家政婦(家内)は昼頃突然陣痛が始まり、N産婦人科に入院したと言われた。風呂に入ってから病院に行こうと思っていたら、入浴中に母から生まれたと知らせがあった。何の根拠もなく二番目は女の子だとばかり思っていたが、男の子だと聞いて少しばかりがっかりした。
 とりあえず夕飯もとらずに病院に行った。しわくちゃの小さな物体がうごめいていた。
 この日以来文化の日と言うと二男の生まれた時のことを思い出す。その二男も今では来年中学生になる予定の男の子の父親になっている。つい先日の出来事のように感じるがもう38年も過ぎていた。改めて私がすっかり年老いたことを痛感した。

今年の文化の日には個人的な幾つかのイベントを行った。


スマホデビュー

 まずプレ文化の日として、2日にこれまで使っていたガラケーからスマホに交換した。それまでも何度かAUから機種交換の案内が来たが、私は携帯で電話とメールが出来れば問題がないためにスマホに変えようとは思わなかった。ところが最近GPS機能を利用して地図を見たいと思うようになった。ガラケーにも簡単なGPSを利用して地図を見ることは出来たが、地図は町中に限られて山の中だと電波は通じても地図が出てこない。結局ナビ機能を使うだけのためにスマホに変えたようなものだ。

 案内状の説明ではおすすめ機種を利用したシンプルなもので月額2980円〜とかかれていた文章に惑わされて、ついに私もスマホデビューをすることになった。
このDMはあくまでも釣りの撒き餌であることは判っていたが、ガラケーでもかなりの金額を払っている。結局いろいろなオプションを加えてそれまで使っていたガラケーとたいして変わらない金額になった。DMに書かれていなかった機種変更の際に追加料金として事務手数料3240円が必要だということには不快感を覚えた。しかもDMが届いたのは10月末だったのにもかかわらずおすすめ機種というのはすでにほとんど品切れでピンク一色しか残っていないという。言われるままに別な機種にしたが、それにするにはさらにいくらかの追加料金が発生する。覚えたばかりの「電話番号188」消費者ホットラインのことを言おうと思ったが、まあ黙っていた。最終的に京セラのINFOBAR A03という機種になったが、あとでネットで見ると評価はきわめて悪かった。意識的に触ってもいないのに、指がかすめただけで過剰に反応して作動してしまう。唯一有り難いと思ったのは、固定ボタンにBACKと HOMEのボタンがついていることだろう。(普通のことなのかも知れないけれど)

 一番困ったことは私の目が悪いことである。説明書の小さな文字は老眼鏡をかけてかろうじて読めるが、画面の操作には手こずってしまう。改めて視力が中学時代に戻って欲しいと願った。少し触っただけで目が痛くなる。

 スマホの画面には様々なアイコンがちりばめられている。Face bookのアイコンがデフォルトですでに存在しているのにはたまげた。スマホを使っている人だったら即画像のアップが出来るわけだ。私はSNSは余り好きにはなれない。ただ、幾人かの古い友人はFace bookでしか連絡が取れないために登録をしているだけと言っても過言ではない。


猫こたつ

 文化の日にホームこたつを出した。布団を外したこたつは一年通して出ているから、正確に言えばこたつに布団を付けただろう。

 昨年は12月になってもこたつ布団をかけるのは遅かった。今年は子猫たちのために寒くなったので早めに出すことにした。しかしこたつ専用のヒーターはもう長い間使用したことはない。

 真冬でも小さなアンカ一つで十分である。猫の二、三匹でも入っているとそれだけで暖かい。何故か「イト」と「ボン」が同居することはないが、それ以外の猫が全員はいるとポカポカする。文化の日に「猫こたつ」を作った。昔ヒーターを付けたら猫が暑がって飛び出たので、それ以来小さなアンカを付けるか猫の暖かさで冬を過ごしている。アンカを付けただけで暑がって顔を外に出す猫もいる。


ぬかるみ

 「討匪行」と言う軍歌がある。
「どこまで続くぬかるみぞ……」で歌詞は始まる。最近この歌詞が頭の中を離れない。


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